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西郷村からタウンページで探してお問い合わせいただいたお客様。足がないので出張して欲しいとの事。
ご自宅にお伺いしパソコンを見せてもらうとNECのデスクトップ。電源ON後、黒い画面のままカーソルが点滅したまま起動しない。BIOSでHDDの認識を確認しようとするとBIOSパスワードでロックされている。何とかパスワードを思い出してもらい無事BIOSメニューまでたどり着く。HDDは認識されているようで、念のためデフォルト値をロードして再起動するも症状は変わらず。
次にWindowsXPの起動ディスクから回復コンソールを起動。CドライブでDIRすると
「Cのディレクトリ ディレクトリを列挙する時にエラーが発生しました」
と表示されCドライブが読めない。それ以外のDドライブおよびリカバリ領域は正常に読めるようだ。CドライブのデータはなくなってもOKとの了承を得て、HDDの物理的な障害も考えられるため事務所にお持ち帰り。
HDDの障害検出ツールを使用しチェックすると、やはりいくつか読めないセクタが存在するようだ。このままHDDを交換すれば問題解決なのだが、今回はそうはいかない。リカバリディスクが無いのだ。NECのパソコンはハードディスクの中にリカバリ領域があり、自分でリカバリディスクを作成する必要がある。リカバリディスクを作っている人はほんのわずか。今回のお客様も当然作っていない。つまりHDDを交換できてもリカバリすることができない。
とりあえずTrueImageでHDD全体のイメージの吸出しを行ってみると終了まで3日とかでるし 。そんなに待っていられないのでとりあえず、Dとリカバリ領域だけのイメージを吸出し。これは30分程度で完了。このイメージを新しいHDDに展開してみると、リカバリメニューは表示されるが、NortonGhostが表示された段階でエラーに。ということで別の方法を考えることに。(もしHDD全体のイメージが取れるならそうした方が良い。もしかしたら簡単にHDDからリカバリできるかもしれない)
この場合、考えられる方法は3つ。
- リカバリディスクをメーカから取り寄せ
- 素のWindowsXPをインストールし、ドライバ等は自力で解決
- 何とか生きているHDDのリカバリ領域からリカバリする
1と2は金額が発生するのと大変そうなので3で行うことにする。同様な体験談がないかネットで検索すると発見。これは生きているリカバリ領域からリカバリディスクを作成する方法。念のためここにも作業手順を書いておくことにする。
- リカバリ領域を正常なPCで参照できるようにしておく。(TrueImageで吸出したなら「イメージの参照」で参照できる)以下の手順ではマウント先のドライブ「Eドライブ」と仮定する。
- ライティングソフトを起動する。これはブートディスクが作成できるものでないといけない。メーカPCの場合、簡易的なものしかついていない場合もある。この場合はライティングソフトを購入するか、試用版をダウンロードして行うしかない。
- 1枚目:E:\BACKUP\BOOTCD\の中の全ファイルとE:\BACKUP\WXP_BASE.GHOをCDのルートに来るように配置する。その際E:\BACKUP\BOOTFD.IMGをブートイメージに指定する必要がある。
- 2枚目:ルートにE:\BACKUP\WXP_B001.GHS
- 3枚目:ルートにE:\BACKUP\WXP_B002.GHS
- 以下、WXP_B00?.GHSが存在する分、同様にCDに焼いていく。(?は任意の数字が入る)
- 最終CD:ルートにE:\BACKUP\の中のWXP_B00?.GHS、VSREP.GHO、VSREP2.GHOとE:\REPをフォルダごと全部書き込む。(ルートに全部で3ファイル1フォルダ)
今回の場合、CDが8枚になった。そのCDから起動すると問題なくリカバリが進んでいった。今回のPCは元々80GBだったのだがお客様の要望で250GBにアップグレードしたため、領域を再設定して完了。
今回はちょっと大変でした
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