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前回リカバリを行ったお客様。
無線LANの設定も既に当社で行っていたので、あとは自宅に持ち帰りひかり電話ルータと接続すればインターネットができる。
ところが、接続はできたが速度が遅いと後日連絡があった。スピード測定サイトで計測すると2Mpbs程度しかでていないらしい。またPCの動作も遅いらしい。再度パソコンを当社にお持ちいただき調べることに。
当社でパソコンの動作を確認したが、特別動作が遅いとは感じられなかった。そこでピンと来たのが「NIS2007」を前回インストールしたことだ。実はNIS2007ではウイルス定義をアップデートした際に、自動で「クイックスキャン」が走る。特に感染しやすいシステムファイルやメモリを検査するのだ。画面上には特に何も表示されないため、動作が重くなったように感じられる。おそらくこれが原因だろう。また通信速度が2Mbpsしかでなかったのも、これが影響していると考えられる。セキュリティは低下するが、パフォーマンスを優先しウイルス定義更新時のクイックスキャンを無効にした。通信速度についてはご自宅に伺って確認することにした。
S様のご自宅に到着し、インターネットに接続、スピード測定サイトで確認してみる。すると5Mbps程度でている。それでもBフレッツで5Mbpって悲しいので対処することに。機器環境は次のようになっている。
------ONU------RT-200KI------無線LANルータ(BUFFALO)
RT-200KIはひかり電話のルータだ。ルータが2台つながっており、そのせいでパフォーマンスが落ちている可能性がある。最近のBUFFALOのルータは、ブリッジ切り替えスイッチがついているので楽だが、今回の機種は古くてついていなかった。そのためブリッジに切り替えるにはルータの設定画面から色々いじらなければならない。色々いじってしまうと、初期化した際にお客様の方で再設定できなくなると考えやめておいた。別な手を考えることに。
次はMTUとRWINの調整だ。今回はEditMTUを使用し調整することに。まずEditMTUを起動し、経路MTU探索を行う。そこで求められた値をレジストリに設定し再起動する。この一連の流れを簡単にできてしまうEditMTUバンザイ。ところが再起動するとインターネットに接続できなくなった。RT-200KIまでは届くのだがその先が見えない。誤った値を設定したのかなと思い、EditMTUからレジストリを復元→再起動するもやっぱりつながらない。ここからだんだんとハマっていく。システムの復元も試したが、復元に失敗したと表示され復元できない。またEditMTUからOSデフォルトの値に戻す方法を発見し試したがつながらない。あれもこれもと試したがやはりRT-200KIから先が見えない。
そこでRT-200KIと無線LANルータも再起動するとあっさり接続。たまたまどちらかの機器がエラーになっていたというオチ。そのタイミングがMTUとRWINを調整した直後だったためPCの設定と勘違いした事と、ルータの設定画面は表示できていたのでルータに問題はないと思い込んでいたのが失敗。解決するまでにかなりの時間を要してしまった。
あらためてEditMTUでMTUとRWINを調整する。すると今度は問題なくインターネットに接続できる。しかし速度を計ってみると1Mbps。って落ちてるし…。もう一度EditMTUの設定を見直すと「速度の種別」を「960Kbps」にしていたことに気づいた。改めて速度の種別を設定し、再度レジストリに保存→再起動→速度計測すると12Mbpsに速度アップ!お客様にもOKをもらい作業は終了。
今回は失敗しまくりでした。
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